「東北のマッターホルン蒲生岳を滑って、渓流釣りやって山菜採って、宴会しよう」というなんとも欲張りな企画のお誘いをTamaさんから頂いたので、こりゃ、参加するしかないでしょう。(一度、仕事の予定が入ってしまった時はショック。結果的には調整できたけど。)
まずは渓流釣り。大雪のために例年より沢が開くのが遅いとの事で、里川に入ったのだが、渓相は良い感じなのだが、水温が低く魚の動きがかなり鈍い。3箇所ほど川を変えてみたのだが、どこも活性が低くルアーでは不利なコンディションだった。
魚釣れないんじゃ、山菜取るしかないでしょ!ということで、魚の姿を見るのは早々にあきらめて、山菜取りモードに移行。今回、雑誌「渓流」に執筆されている重鎮の方々との釣行で、あっという間に数種の山菜を収穫。雪が多いので、「山菜出ているのかなぁ・・・」と探索している短い間の出来事。ちょっとしたコツなども教えていただいて、とても勉強になった。
残念ながら蒲生岳は雪が斑柄のように残っているだけで、とても滑れる状態ではなかったので断念。来年へ持越しとなってしまったが、「渓流」執筆者の渡辺政成さんが「スノーボードを体験したい」ということで、午後はクローズした只見スキー場で体験教室。渓流を釣り歩いているためでしょう、足腰がしっかりしていて、バランス感覚が抜群。2,3本滑っただけで、もう開眼した様子。すげぇ!!
さらにバイタリティ旺盛に、自分の持ってきたスプリットモノにも挑戦!・・・・・1本目からいい感じで滑れている・・・・・天才だ。
夜はお勧めの宿で重鎮の方々と合流して宴会。皆さん、エネルギッシュで楽しい方々ばかりだった。因みにいつの間にか「原人クラブ」に入会していた。(ん?そういえば、どんなクラブなのか何も聞かなかったなぁ・・・(^^;)
翌朝は雨。こんなんじゃ、今日も魚は活気が無いでしょう、ということでスロースタート。雪が多いので、場所を変えてみようということで、白河方面に移動して二股川に入った。ここも渓相はとてもよい感じだったのだが、水温が低く活性がイマイチ。自分はルアーで、Tamaさんはフライで挑戦したがノーヒット。川はすごく良い感じなので、もう少し暖かくなったら、楽しい釣が出来るかもしれない。
魚は釣れなくても他にお楽しみはあるよ、ということで、途中で仕入れたマトン肉と昨日の収穫した山菜で即席ジンギスカン野宴。行者にんにくとマトン肉の組み合わせは絶品。最後は温泉にも入って、滑り、渓流、山菜とお山丸ごとお楽しみの週末だった。