2日目、当初の予定では真砂沢を滑る予定だっが真砂岳へ登りに取り掛かる時点で、雪が緩んでラッセルが大変、時間が掛かるということで、雷鳥沢を上がって、剣沢を滑走するルートに変更。う~ん、ココをハイクアップするのかぁ。こっちも結構、体力使いそう・・・・・


雷鳥沢、剣沢は初めて。雷鳥沢の登りは傾斜がきつくて距離もある。結構しんどい。高度を上げていくと雷鳥沢野営場のテントがどんどん小さくなっていく。直前まで剣御前小屋が見えなくて、どこまで登ればいいのか直前まで分かりにくかった。目標が目に見えていると、気持ち楽なんですけどねぇ・・・

剣御前小屋少し手前で雪が無くなる。小屋前でちょっと休憩。あちこちで雷鳥を見かける。いきなり頭上を飛んだり、グルグルグルとか唸ったり、多分威嚇してるんでしょうなぁ。

そのまま滑り込むより、もうちょっと別山寄りから滑り出したほうが楽しそうなので、雪が所々無くなった稜線をツボ足で移動。景色は良いのだが、風が強くて、背負った板が煽られる。

チキンなTEDは緩い斜面を選んで初剣沢滑降。大きなバーンで滑走距離もあり、気持ちよかった。滑った斜面はまだ誰も入っていなかったのだが、自分達が滑っているのを剣御前小屋から見たのか、その後に大人数のグループが滑走していた。
そのまま剣沢小屋まで足を伸ばして昼食。小屋は周りだけ掘り起こされて、まだ半分雪に埋まっているような感じ。お茶とミニラーメンをご馳走になった。こういう時は暖かいものがいつも以上に美味しく感じる。

小屋でもっとのんびりしたい気持ちを振り切って、足から根が生える前に剣御前へ上り返し始める。緩い傾斜を40分ほどゆっくり上り返す。こんなペースで時間にゆとりがあれば、今回パスした真砂沢も良いかなぁ・・・と思えてくる。あとは、最初の真砂岳の急な登りだけが不安材料か・・・

今度は雷鳥沢を滑走。野営場を目指して滑走。尾根を滑ったが、デカイですなぁ。登りは結構難儀したのに、滑り降りるのはあっという間。

ブル道を使って室堂山荘に戻る予定だったが、時間に余裕があるということで、ちょっと寄り道してみくりが池温泉に寄った。硫黄臭のする白濁のお湯はとても気持ちいい。湯上りは特製生ブルーベリーソフトを頂いた。甘さ控えめのさっぱりしたソフトクリーム。おいしゅうございました。

首にタオルを巻いて、ポカポカ幸せ気分、涼みながらゆっくり散歩モードで室堂山荘に戻った。温泉に入る前は、入浴後にまたウエア着て、ブーツ履いて歩かないといけないのは、ちょっといやだなぁ・・・と思っていたのだが、温泉に浸かった幸せ気分の方が強かったか、こういうのも良いなぁ・・・と思うようになった。(笑)

3日目は朝から雨。午前中には扇沢まで降りてしまって、美味しい蕎麦屋で昼食、葛温泉で温泉まったり。心配していたGW渋滞は全く無く(というか、通常週末よりスムーズ)、18:00には都内に到着していた。締めはTamaさんの案内で味噌一のラーメンを食べて解散。これで9日間滑りまくり旅は終了。結構滑れるもんだね。(笑)

2 thoughts on “立山 剣沢”

  1. 一気にどかんと更新ですね^^!私も、余韻が浸っているうちにとさくっとupしましたが...。立山から帰ってから、仕事で神戸へ行き、ke-koさん、しのしの@大阪さん、トッキーさんと会って立山、肘折の写真を見ながら盛り上がってました^^!
    今シーズン、もう一滑りしたいなぁとうずうずしてますが、どうなるかなぁ??

  2. コメントどうもです。
    一気に更新しないと挫けてしまいそうで。(笑)
    今シーズンは雪が多いので、あとひと滑り出来そうですね。
    6月頭位に乗鞍を検討しています。週末神楽に行ったのですが、雨降っていて、上に上がれませんでした。(>_<)

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