朝は少し遅めに目が覚めました。昨日、欲張って歩き過ぎたのか、痛いと言う訳では無いのですが、足の動きがちょっと渋い。。。今日は大深山荘まで歩く予定でしたが、歩きながら足の様子を見て、中間点の八瀬森避難小屋でどこまで歩くか検討することにしました。準備体操をいつもより丁寧に行い、出発します。
今日も天気は良さそう。天気が良いのは幸いです。景色を楽しんでゆっくり歩ければ、足の調子がイマイチなのも気にならず、気分が沈むこともないでしょう。
森の奥深くは苞葉の絨毯。
ナメコめっけ。
今日は1日深い森の中を彷徨うセクションです。
大沢森の道標。。。倒れてます。
曲崎山への取り付き。笹薮で先の様子が分かりません。この4日間の山旅でいちばんキツイ登りです。ここを難なく登ることができれば、最終日までは憂鬱になることは無いでしょうw
高度上げてきたところで振り返ると、昨日から歩いてきた道のりが。。。結構歩いてきたんですな。コース上ではこのあたりが県境の森の最深部になります。
曲崎山ピークに到着。ここも道標倒れてる。。。
ここでやっと、ゴールの八幡平へ続く稜線が見えてきました。
八瀬森への下り。ここ、雪積もったら気持ちよさそう。春スキーにこのトレイルをスキーで移動するとか面白いかもしれません。
八瀬森なう。あまり高い場所ではないのに、なぜかここで今日初めて、スマホのアンテナが立ちました。生存報告して先に進みます。
この辺り、オオシラビソの大木がガンガン倒れて、トレイルを塞いでいます。台風のせいでしょうかね。。。藪藪とのコンビネーションで道を見誤りそうになること数回。
八瀬森避難小屋に到着。12時を少し回っていました。予定だとこの先の大深山荘まで歩く予定なのですが、足の調子はイマイチなのと、このままのペースだとまた小屋直前で、ヘッドライトになりそうなので、時間は早いですが、今日はここに宿泊することにしました。
時間に追われることも無くなったので、お昼はまったりと統一麺。これを山で食べるのが楽しみだったのです。
水場は小屋近くの湿原に湧き水がありました。水の量は豊富です。小屋に柄杓やバケツが用意されているので、まとまった量確保するのも楽です。
この旅のために新たに導入した浄水器。多分、そのままでも問題ないとは思うのですが、念のため。水筒の代わりにもなるので、1日1回の水汲みで済んで便利でした。小さくたためるのも良い。
小屋の中はこんな感じです。荷物を全部広げて乾かし(実は持ってきた焼酎が蓋が緩んで大変なことになっていたw)寝床作り。のんびりストレッチして、昼寝。布団と毛布があって重宝しました。
夕方、ちょっとだけ雨が降りました。「え?明日は雨の中歩くことになるか??」とちょっと焦ったのですが、30分くらいで直ぐに止みました。
夕暮れ時。小屋には誰も到着しませんでした。今日も小屋独り占めですw
持ってきたLEDランタンがなんと電池切れ。。。ヘッドライトは電池変えてきたんですけど、ランタンは忘れてました。orz エマージェンシーキットの中にあったロウソクをランタンがわりに。もしかして、こっちの方が残量が直感的に分かって良いのかな??