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雪洞やキャンプなどの泊まりBCで塊肉を燻製したりする。温燻といわれる作り方なら温度調節は大まか、簡単に出来る。雪山で塊肉をみんなで食べるっていうのはイベント的になかなか面白いし。(笑)さすがに大げさなスモーカーやダッチオーブンを担ぎ上げる訳にはいかないので、アルミホイルや防寒シート(アルミ蒸着の奴です)で作った簡易スモーカーを使用していた。夏ならこれで十分なのだが、冬は煙や熱を保持するのが難しく、燻すのに時間がかなりかかってしまう。そこで、コッフェルをスモーカーとして使えないかと考えてみた。コッフェルなら今まで使用していた簡易スモーカーより煙と熱を保持することが出来るはず。しかし、バーナーでチップを加熱し続けるので、

1.ラフな使い方が可能
2.塊肉を収められる容量

この条件を満たす必要がある。・・・で、ウチにもその条件を満たすコッフェルがあった。以前Blogにも紹介した渓流コッフェル。早速試してみたり。

今回、使用したのはLサイズ。よくある鍋型のコッフェルは、チップを入れて、塊肉を受け皿に載せて、セットする高さが足りず蓋が閉まらない。寸胴型のコッフェルは蓋は閉まるが、容量が少ない。渓流コッフェルだと適度に底面積があり、フライパン形状の蓋は深さがあるので、セットしても十分蓋がしまる。アルミホイルにチップを乗せて、受け皿はMサイズの蓋を使用。500gの塊肉の場合、2等分すると丁度よかった。もう少し大き目の塊肉まで出来そう。チップと受け皿が直接ふれないように、これまたウチにあったユニフレームのミニロースターの網が丁度良いサイズ。色々組み合わせるとそれなりにスモーカーっぽくなるもんですな。

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今回は熱源にMSRのシマーライトを使用してみたが、極弱の火力を維持するのが結構面倒。ガス式のものなら調整は楽になるだろう。ただ、シマーライトのような分離式ストーブだと、防風スクリーンで効率よくコッフェルに熱が回る。ウチには分離型でガスストーブはないので、どちらのメリットを取るか悩むところ。気になる出来上がりは、今までスモークウッドで燻していた時よりも早い時間で、きちんと塊肉を燻すことが出来た。チップを使うとどうしても、少し水気が残るのだが、このあたりは下ごしらえや燻し方で何とかなりそうだ。ということで、担ぎ上げスモーカーとして渓流コッフェルLは期待できると感じた。今度は雪の中で試してみますか。

2 thoughts on “渓流コッフェルはUltraLiteなSmorkerになるか?”

  1. コメントどうもです。
    今までの熱源と食材を囲む自作カバーよりは蓄熱と煙は安定してますね。昨日は結構寒かったけど、よりハードな条件で試してみたいなぁ。失敗して十分燻されなかった場合はスープにしてしまいましょう。

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