Start Point

雪の少ない今シーズンは、昨シーズンのようなシアワセは期待することは出来ないだろう・・・と誰もが思っていたのだが、1ヶ月早く行けば丁度良いんじゃない?っていうかやっぱり、あの気持ち良い避難小屋でまったり宴会したい!!ということで、95Lのバックパックに宴会道具を詰め込んで避難小屋を目指した。

070420 Mt.Yakeishi-Dake

Today's Foot gear

1ヶ月早いということで、まだ除雪が行われておらず、登山口駐車場まで車でアクセスすることが出来なかった。車で行ける所まで林道を走り、あとは歩きで避難小屋を目指す。雪は少ないだろうということで、重い滑走道具は車に置いて行く事にした。行きも帰りも徒歩。そう、スタートの時点でもう滑りモノ企画ではなくなっている。全員すっかり宴会モード。(笑)

070420 Mt.Yakeishi-Dake

林道は雪でほぼ埋まっていた。途中でスノーシュー歩行となる。約1時間、緩いのぼりの林道を歩いて、駐車場に到着。意外と雪が多くて、時間が掛かった。駐車場から先の登山道も完全に雪に埋まっている。もしかして前回来た時よりも雪が多いかも・・・

070420 Mt.Yakeishi-Dake

まずは手前の沼を目指して緩い登りを延々と歩く。前回は小雨のガスガスの中、彷徨っている感が強かったが、今回は晴天で、歩く方向もはっきりしていて、歩きやすいし、景色が楽しめるのが嬉しい。今回はソレルの防寒靴を使ってみたのだが、意外と足の中が遊ばずに歩きやすくて、濡れにも強いので冷たさ知らずで快適だった。(後半汗ばんで、足の中がじっとりとしてしまったが・・・)

Nakanuma Marsh

お楽しみの沼に到着すると、そこには完全凍結した姿が・・・orz これでは岩魚釣りどころではない。里は1ヶ月早く雪の様態が進行していたが、どうやら上界は違うらしい・・・たっぷり雪が積っていた。これだったら、板持ってきてもよかったかなぁ・・・・

Kaminuma Marsh

完全凍結している沼を先に進むと、流れ込みの部分だけぽっかりと水面が顔を出していた。「まぁこんな状態じゃ岩魚さんもまだ動くドコロではないだろう」と言いつつ。せっかく持って来たんだからと、竿を出したら、アライさんの竿に岩魚が!!活性が低いもののゆっくりと流したスプーンに反応しているのだ。その後、奥の沼でも同様に少しだけ空いている流れ込みで、粘りに粘って、岩魚を1匹キャッチ。何とか今晩の酒の肴をGETすることが出来た。(ホッ)

Ginmeisui Hat

そんな感じで、期待していなかった岩魚釣りで粘ったために避難小屋には16:00、暗くなる前に到着することができた。小屋の周りも同様に昨年以上に雪が残っていた。湧き水も半分雪に埋まっている状態だった。手早く身の回りをセッティングして、まずはビールで乾杯。う~ん、やっぱり美味しいですな。

070420 Mt.Yakeishi-Dake

Cooking Dinner

遅れてマタギ・カワダさんも到着。全員で宴会の準備を始める。ちょっと少ない今日の釣果は漬けに、もちろんご飯も用意。自分はコッフェルで豚バラを燻し、カワダさんは特製春の香り満載のリゾットを料理。避難小屋とは思えない贅沢なメニューに日本酒、ワイン、焼酎がすすむこと、すすむこと。こんなペースでアルコールを消費していって、明日の分大丈夫かなぁ・・・と途中で心配になってしまった。(笑)まったり避難小屋宴会は徐々にフェードアウトが入りながら23:00まで続いて終了。夜中から風が強くなり雨も降り出す・・・明日はどうなることやら・・・