3日目も天候が回復する見込みは全く無し。ということで、朝食を済ませてさっさと下山することに。途中、2つの沼で状態が良さそうなら、ちょっと竿を出してみるということで。避難小屋を後にして、高度を下げていくと、風は少し弱くなったが、雨はやむ気配が全く無し。視界もガスであまりよくない。
奥の沼は行きよりも開いている部分が明らかに広くなっていた。たった2日経過しただけなのに・・・竿を出してみるが反応はなかった。手前の沼は奥の沼ほど開いている部分は広くなっていなかった。行きにアライさんが釣り上げたポイントで、今度はカワダさんが岩魚をキャッチ。やはり活性は低いようで、えさ釣りのほうが有利だなぁ・・・と思っていたら、ミノーを引いていた自分のロッドにもヒット。小ぶりの岩魚をキャッチすることが出来た。こんなコンディションなので、大きさなど、どうでも良くて、岩魚が釣れたということだけでうれしかった。山の神様に感謝、感謝。
登山口駐車場まで下山すると、さらに雪溶けが進んでいた。ここからは、カワダさんのワンポイントレクチャー付きでふきのとうやえのきを採りながら歩く。ふきのとうにオス、メスがあるなんて知らなかった。車に到着するまでに予想外に色々な山菜を採る事が出来た。麓まで降りたら、途中の温泉で冷えた体と3日間の汗を流して、締めは地元のおいしいお寿司で暴食（昼抜きだったからなぁ・・・）18:00に帰路について、日付が変わる前に都内に付くことが出来た。
滑りなしだったり、収穫が少なかったりと予想外の状況尽くしだったが、それもまた自然の中で遊ぶことの面白さだったりする。